消えない虹

 

作曲・作詞 : 戸室和亮

 

 

赤い夕焼け雲 痛みで満たされて

雨が降る

どこまで続いて 何を残せるだろう

僕の影

 

おやすみ

この願いさえ消えてゆく前に

 

消えない虹 消えないように

君と二人眺めていたい

止まない雨と変わらぬ空

夜が来れば全てが溶けて

ああ 写し出し 君に見せたいな

こんなにもこんなにも

夕焼けが残酷だから

 

 

紅いキノコ雲 痛みが照らされて

赤の海

どこまで探して 辿り着けるのかな

君の影

 

さよなら

この想いが褪せてしまう前に

 

枯れない花 枯れないように

君に注ぎたい 愛の種

リアルな夢と虚ろな今

風が吹けば全てが止まる

ああ 届かない 高すぎた太陽

あんなにもあんなにも

美しく散る花吹雪

 

 

失敗も多かったけれど

僕は頑張れたかな?

ママは褒めてくれるかな?

また雨が降るよ

 

消えない虹 消えないように

君と二人眺めていたい

透明な愛 君の瞳

夜が来るよ 全て解けてく

ああ 捧げたい 君にこの花を

枯れる花 消えてく虹 嘘みたいに

星が笑うよ ああ 輝いて

丘の上で傘を捨てて

雨に打たれ強く抱き合って 零れる茜色

いつまでもいつまでも

消えないで 追憶のメモリー

 

 

 

 


スターダスト

 

作曲・作詞 : 戸室和亮

 

 

消せない 消せない 記憶の中の星屑

君の嘘を 集めて散りばめて

 

時の流れで錆さえ風化して

君はもういない 流れ星のように

その軌跡を僕は確かめるように追いかける

夜から醒めないまま

 

夢の中で 君が僕の名を呼ぶ

朝が来ても 目覚めたくない

消せない 消せない 記憶の中の星屑

汚れたスパンコールをまた集めて

創り出した星空を指差す

微かに震える指先

 

 

架空の温かさがまだ心地よくて

空虚な残像 手が届きそうで

朝が寒くて僕は瞳を黒く塗りつぶした

景色は護られた

 

浮かぶ 浮かぶ 逃げてゆく三日月

君の幻もまた同じさ

消せない 消せない 謎めいた微笑み

優しさは嘘かもしれないんだろう?

淀みのない笑顔を見つめる

壊れそうな心のざわめき

 

 

輝くものは儚い。

輝こうとするものは醜く、

ずるずるとこの夜から抜け出せずに。

君の事を考えながら。

 

 

夢の中で 僕は君の名を呼ぶ

夜は 夜は 明けることはない

消せない 消せない 記憶の中の星屑

君の嘘を 集めて散りばめて

描き出した夜空の風景画

綺麗だから抱きしめて眠る

 

 

pray for you

pray for me 夜はいつもそばに

 

cry for you

cry for me...